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巷で話題のアレ

フェレット胸水(心臓・リンパ腫)げんきいたちのサプリ買い方あげ方

2023年11月30日

まず初めに、私には「胸水の説明」は難しくて出来ません。

例えば心臓の病気から起こっている場合もリンパ腫などの腫瘍から起きている場合でも、そのメカニズムは同じだったりする場合があるのですが、そのメカニズムを私がきちんと理解していないので「胸水についてきちんと説明する」は出来ないです。

私の持っている胸水のイメージに一番近いのは友人が例えてくれた「容器にいれたナメクジに塩をかけたらナメクジから水分が出て容器に水がたまる、ナメクジが縮む。塩をかけるという行為を何かしらの疾病とした時、その容器にたまった水分が胸水(それはただの水ではなくナメクジの体の大切な成分が溶け出ている水)縮んでしまったナメクジが臓器。そのままにしていてはいけない、えらいこちゃ!(この後半20文字が私の中では最も重要)」です。

なのでこの記事は、「胸水はなぜたまるのか」ではなく、「たまってしまった胸水」「一度、胸水だと診断されて治療した/今後も胸水がたまってしまうことが考えられるのことを前提」とした内容となります。

また、この記事は商品のPR案件ではありません。

あくまでも、私が調べたこと、お店に質問したこと、その解答、がどなたかのお役に立てたら良いなというだけの内容なので、ご購入の前に商品ページをきちんとご確認頂き、疑問がある場合などにはご自身で直接ショップへお問い合わせ下さい。(出来たらそのお話も共有させて頂けたら嬉しいです)

胸水についてはこちら、さすけのこと(ただの日記です)

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なども参考にして頂けたらと思います。

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フェレットの胸水サプリ げんきいたち

げんきいたち「心臓病の子向け」のページを開いたら『【僧帽弁・心筋症】フェレットのための心臓強化サプリメント 【胸水・腹水】』と『腹水・胸水のフェレットのためのサプリメント 【心臓病やリンパ腫など】』という2つのサプリがありました。

何が違うのかを問合せたところ「内容は同じです」とのこと。

丁寧にその理由を説明してくれていましたがここは私なりの解釈で…

冒頭で説明した通り、リンパ腫でも心臓病でも胸水がたまることがあって、その心臓の病気にも色々と病名はあって、また、腹水を抜くためにと胸水を抜くためにサプリメントとして体に働きかける成分は同じ。ではあるのですが、それは説明が難しく、それぞれのその説明にはとても長い文章が必要になります。

でも、飼い主さん達は必死です。急いでいます。

何がどうしてあーしてこうしてなんて理屈を理解するよりもまずは「すぐにでも我が子に該当するものが欲しい」です。

だから、我が子の症状だけでパッと検索して一目で分かりやすいように商品タイトルをそのように付けて(分けて)くれているのだという事でした。

実際に落ち着いて商品説明をよく読んだら分かりました。

当然ですが「リンパ腫の子向け」のページにも同じサプリメントが出ています。

これは焦っていてちゃんと読めていなかった私のあんぽんたん質問だったのですが、きっと同じように気が動転していて「どっちを買えば良いの!?」ってなっちゃう方はいると思うので今ここで「2つは同じものだそうですよ」と共有させて頂きますね。

胸水サプリメントは単体では「意味がない」から補助サプリが必要です

ほじょ
【補助】
《名・ス他》
足りないところを助けること。また、その助けとなるもの。
「研究―者」

サプリメントは病気から快復するにあたって自身の体の働きだけでは足りないところを助ける、病気で弱くなった機能をサポートする、ものです。

治すための「お薬」「治療」ではありません。

また、そのサプリメントの機能を十分に発揮するためにまた別のサプリ(栄養)が必要になることがあります。

我々人間で分かりやすい例をだすと、例えば、動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下などなどって加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つ、若返りのビタミンと呼ばれるあのビタミンE様。

ビタミンE様は「生で食べるよりも炒めものなど、油脂と一緒に摂取する方が吸収率が高くなります」ってことで、アボカドやナッツといったビタミンEだけでなく脂質もそもそも豊富な食べ物ならそのままで「ビタミンEの摂取に効果的な食べ物」ってなるけど、かぼちゃやモロヘイヤといった脂質がそれ自体には少ない食べ物の場合には「油で炒めたり、ナッツとあえたりして」ビタミンEを効率よく摂取しましょうって言われてるじゃないですか?そういう事で…いや、これだと軽いか。

げんきいたちさんの商品説明を読むと、「効率よく摂取」なんてレベルではなく、「このサプリをちゃんと効かすためにはこれが絶対に必要」って、結構強めに色々と書いてありました。

他にも、「これだけ単品では足りません。こちらも合わせて与えないと意味が無いんです。」という説明もありました。

全部ぜんぶ大切なことですので、そちらをまとめてみようと思います。

ミルク(たんぱく質)

胸水というのは体の中のアルブミンが足りなくなるとたまります。

アルブミンが足りなくなるいわゆる低アルブミン状態になると、血管内の浸透圧が低下して水分が血管の外へじわじわと出ていってしまいます。

その水分がサードスペース(腹部や胸部)にたまること、胸部にたまれば「胸水」、腹部にたまれば「腹水」ってことなんですけど、その「アルブミン」とは何ぞや?ってね。

ポイント

アルブミンとは、血液中に100種類以上存在しているタンパク質(総タンパク)のうち、もっとも多くを占める(約60%)タンパク質のことです。 血液検査の項目では、”Alb”(Albumin) と記載されることもあります。

そうです、アルブミンとは「タンパク質」のことです。

胸水がたまらないようにするためには、まず「たんぱく質」が必要です。

げんきいたちさんのミルクは以前は「フェレットのためのたんぱくミルク」みたいな名前だった事はご存知でしょうか?

商品名は変わりましたが中身は同じ(というよりグレードアップしています)です。

とにかく、たんぱく質にこだわって作られたものだと以前に教えてもらった事がありますから間違いないです。(その時のお話は過去に記事にしています)

ミルクが必要なのではなく「タンパク質が必要だから」げんきいたちさんでは胸水サプリ購入の際には「絶対に併せてお使いください」とミルクも同時に購入するよう記載があります。

胸水サプリが必要な状態の子には、「ミルクは(タンパク質補給のために)多めにあげてください」とも書いてありました。

我が家ではわさびの時から歴代ずっと全員このミルクを「健康オヤツ」としてあげているので、大好きなオヤツを多くもらえるようになってさすけが毎日嬉しそうです。

おくすりのめたくん(不味いサプリや薬の味を消してくれる投薬補助サプリ)

胸水のサプリは「とてもまずい」んだそうです。

水に溶いてシリンジであげたら飲み込まずにベーっと出してしまう、フードにかけたらフードを一切食べなくなった、って、それくらい不味いんだそうです。

「まずくて飲まない」ではサプリを買った意味がありません。

特に胸水の場合は、とにかく「ためないこと」が大事になってきますので、胸水サプリはガンガン飲んでもらわないといけません。

まずいものなんて絶対に飲み込まないフェレット達のために開発されたこちらの商品も「併せてご購入ください」とありました。

こちらは「薬との飲み合わせがない」「糖質の添加なし(甘い味で誤魔化すものではありません)」「水にすぐ溶ける(シリンジが詰まらない)」などなどで、我が家では病院からもらった不味いお薬を飲ませる必要がある時には毎回重宝しています。

栄養スープ/流動食

『胸水や腹水がたまる場合、悪液質といって、体がどんどん骨ばって痩せていってしまいます 普通のご飯では悪液質には対抗できないので』として、「フェレットの栄養スープ【低糖・闘病用・インスリノーマ用】」や「フェレットのやさしい流動食【アレルギー・闘病・低糖タイプ】介護用」を「併せてご購入ください」とありました。

藤田保健衛生大学医学部外科・緩和医療学講座教授の東口髙志さんの記事【症状を抑えることで生存にもよい影響が!がん患者をやせ衰えさせる「悪液質」には適切な栄養管理を!】にも「がんの進行によって現れる食欲低下や体重減少によるやせ衰えた状態、あるいは倦怠感、腹水、胸水といった症状は「悪液質」と呼ばれます。これまで有効な対処法はありませんでしたが、適切な栄養管理を行うことで症状を抑え、生存期間を延長する例もみられるようになってきました。とありました。

頑張る体作りも大切な事です。

我が家では数年前から常に低血糖症で闘病中の子がいるので常時大量にストックしてあります。

まとめ(購入のしかた)

1.「胸水のサプリ」はどちらも同じもの(なので、下記どちらでも大丈夫です)

腹水・胸水のフェレットのためのサプリメント 【心臓病やリンパ腫など】

【僧帽弁・心筋症】フェレットのための心臓強化サプリメント 【胸水・腹水】

※1日あたりマドラースプーン山盛り5杯くらいを目安に与えてください。可能であれば1日数回に別けて与えることをオススメします。胸水が心配な場合には倍の量を目安にお試しください。

2.たんぱく質補給のためのミルクは必ず併せてご購入くださいとのこと

フェレットのおいしいミルク【シニア期】(3歳〜天寿まで)寿命を伸ばすため高齢にこそ必要なたんぱく質 

※3才未満の子でも、胸水サプリと併せる時(闘病中の子)にはこちらのミルクをオススメします。

※たんぱく質の補給が目的なのでそれを意識して多めに与えてあげて下さい。

3.胸水サプリを飲んでもらうために必要なサプリ(下記より1点以上をその子のライフスタイルに合わせてお選びください)も併せてご購入くださいとのこと

フェレットの苦手なおくすりのめたくん

フェレットの栄養スープ【低糖・闘病用・インスリノーマ用】

フェレットのやさしい流動食【闘病や長期利用前提の安全】【アレルギー・闘病・低糖タイプ】介護用 

※この3つは全て健康な子の「オヤツ」にもなります。

※とにかく飲んでもらう事に照準を絞って作られたのめたくんより、流動食や栄養スープと混ぜた方が「より(胸水サプリの)有効成分が身体に行き渡り効果を発揮しやすい」と記述がありました。

える
える
胸水のサプリを買う時は
わさび
わさび
1(のどちらか一つ)+2+3(のうちから一つ以上)で
合計3つ以上の商品がカートに入るってわけですね!
さすけ
さすけ
こはね
※これは「初回」のお話ね! 

無くなるスピードは当然それぞれのサプリによって違いますので「直近に購入があり、まだ在庫があると判断した場合は単品でのオーダーを受け付けています」と商品ページに記載があります。

おしまいに

一度でも胸水がたまった子は一度抜けてもそれで終わりではなく、「そこからが始まり」と言われています。

そこからは常に「また溜まるんじゃないか」とずっと心配しながらの日々となりますから、少しでも、安心できる心のお守りのような何かがあると多少は違うんじゃないかと思って、今回はこちらのサプリメントについて調べてみました。

げんきいたちさんのサプリは「各成分の相互作用、配合比率など毎週、たくさんの家の病気の子を動物病院でモニターしてもらった結果に基づき決定したものなので、多くの子の経験のおかげでできたものです」とのことです。

分からない事があればいつでも相談にも乗ってくださいますので、不安な事がある時には直接ご相談されてみると良いかと思います。

胸水で頑張ってるニョロたち、それをサポートしているお父さんたち、お母さんたち、皆みんな、頑張ろうね!!

健やかなニョロニョロ生活を☆彡

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